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日本脳循環代謝学会
理事長 岡沢秀彦
日本脳循環代謝学会は昭和42年(1967年)に脳循環代謝研究会として発足し、1月26日学士会館で第1回の研究会が開催されました。その後、平成2年(1990年)に日本脳循環代謝学会と改称し、令和元年(2019年)にはそれまでの任意団体から一般社団法人となり、現在に至っております。
本学会は、脳の生理機能究明を根幹とし、循環代謝のみならず、広く脳機能や神経伝達、神経変性、間質液排泄機能等、さまざまな分野全般の生理学あるいは病態、構造変化に関する研究を、基礎、臨床、画像等の領域を超えて議論し、その進歩発展を図ることを目的としております。脳卒中をはじめ、神経外傷、認知症、神経変性症、脳腫瘍、水頭症など幅広い領域の疾患における脳循環代謝および各種脳機能についての理解を向上させるべく、基礎研究、臨床研究、脳画像研究、さらには、それぞれを橋渡しするTranslational Researchを推奨しております。また、国際脳循環代謝学会とも連携しながら、海外で活躍する研究者との交流を深め、世界で活躍できる人材の育成を推進します。若手や女性の活躍を支え、多様性に富む会員による創造的な研究情報の発信ができるよう、開かれた学会となることを目指しています。
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